う蝕歯周病・予防
Prevention
予防・クリーニングが
お口の未来を変える
- 一生、自分の歯で食事をしたい
- むし歯を未然に防ぎたい
- 将来、歯が抜けて入れ歯になるのが不安
- 口内環境を整えたい
- 歯垢を取り除き、口臭を防ぎたい
クリーニングの重要性
永久歯に生え変わった歯は、もう生え変わることはありません。一生涯お付き合いをするご自身の歯。十分にケアできているでしょうか?
むし歯や歯周病が進行すると、歯が抜け落ちてしまうリスクが高まります。ずっとご自身の歯でお食事をするためにも、歯の健康は常に意識したいものです。
歯とお口の健康を維持するには、ご家庭でのケアと歯科医院でのケアが、どちらも必要になります。ご自宅でのブラッシングだけで取り切れない歯の汚れを取り除くために、プロのクリーニングを定期的に受け、歯垢を残さず落としきることが大切です。
歯科医院は「むし歯になってから行くところ」ではなく、定期的に検診を受けていただき、トラブルを未然に防ぐための場所でもあります。早期発見、早期治療により、お口の健康を維持しましょう。
評価方法「ICDAS」
当院では、新しいむし歯の評価方法「ICDAS」を取り入れています。
ICDASとは、International Caries Detection and Assessment System(国際的う蝕探知評価システム)の略で、新しいう蝕検出基準です。従来は、CO~C4といった健診基準を用いて、う蝕の状態を5段階で評価していました。このCOやC1といった段階を、さらに細分化して評価するのが、ICDASの特徴です。
では、なぜICDASが必要なのでしょうか。
う蝕が進行すると、歯に穴が空く「う窩」が生じます。う窩が生じる前の初期むし歯なら、フッ化物による歯の再石灰化などの措置を行うことで、歯を削ることなくう蝕の進行を防ぐことができます。
ICDASは、う窩が生じる前のう蝕の状態を細かく分類します。そのため、予防的なケアで十分なのか、あるいは歯を削る措置が必要になるのかを、より細かく見ていくことができるのが特徴です。
客観的にお口の中の状態を評価し、進行の度合いに合った治療方法を選択するとともに、院内だけでなく患者様とも共通認識を持つための基準です。
当院が行う
予防・クリーニングの
内容
当院では、むし歯・歯周病やその進行を防ぐための
予防・クリーニングに力を入れています。
う蝕・歯周病リスク
診断
細菌の数に応じて、お口の健康状態が1~7のレベルに分類されます。むし歯や歯周病のリスクを知ることができるとともに、歯磨きなどご自宅でのケアを見直したり、プロのクリーニングを受けるなど、対策を講じることが可能です。
唾液検査(SMT)
ダイアグノデント
エアフロー
エアフローの特徴は、歯や歯ぐきを傷つけないこと。歯周病などで歯ぐきの腫れ、出血が気になる患者様も、安心してお受けいただける施術です。
フッ素塗布
フッ素とは、リン酸酸性フッ化ナトリウムとフッ化ナトリウムを主とする、フッ化物というミネラルの一種です。定期的に塗布することで、骨や歯の石灰化を調整する働きが期待できます。
自分では歯磨きが上手にできない乳幼児のむし歯予防で取り入れられる一方で、大人の方やシニアの方のむし歯予防としても人気の高い施術です。
家族そろって
予防をはじめましょう
むし歯や歯周病は、細菌による感染症です。そのためお子様のお口の中の環境は、一緒に暮らしているご家族の影響を受けてしまいがちです。現在、成人の約80%が歯周病にかかっているといわれていますが、ご家族そろって定期検診を受けて「予防ケア」に取り組めば、お子様への感染を防げるだけでなく、ご家族全員のむし歯や歯周病リスクを下げることができます。一日も早く、家族みんなで予防ケアをはじめましょう。